2009年8月9日日曜日

売国者たちの末路

植草さんと副島さん。
このお二人の対談だとやはり気になりますな。



こないだ窃盗で起訴猶予になった高橋洋一さんのことまでカバーされていて、読んでて面白い。植草さんのちかん事件と、高橋さんの窃盗をどうつなげて考えるのか、もともと、お二人は敵同士じゃあ・・・、って感じでして、植草さんは反竹中、高橋さんは竹中さんを支える立場だったわけで。竹中さんたちに植草さんがやられたという説明はわかりますが、高橋さんは?

で、本書では、財務省+アメリカ連合 対 その敵対者の図式で話されていて、

植草さんは財務省米国連合の政策実行政権だった小泉+竹中さんと敵対し、つまり不況下での緊縮財政はよろしくないと言い続け、りそな銀の救済の影に政権関係者のインサイダー疑惑を指摘し続けた。まあ、本書によると竹中さんが大臣になる前から政策論の不一致で竹中さんとの人間関係は良くなかったようですが。

高橋さんは、小泉政権後、財務省を辞めたのちに財務省を批判し続けたんで、財務省米国連合を怒らせた。

二人とも、黙らせるために、ちかんや盗みでつかまえちゃえってことになったんだろう、というハナシで。

ほんまかいな、と眉にツバしながら読むのが正しいと思いますが、しかし、小沢さんの秘書逮捕事件みたいな、結構、テキトーであることがバレバレになってしまったこともあって、


まるまま信じてしまう人も、読者の中には沢山いるに違いないですね。